北海道大学大学院医学研究院 専門医学系部門 機能再生医学分野 整形外科学教室
学生・研修医の方へ

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研修医の声

後期研修医 小池 良直

1. 北大整形外科を選んだ理由

道外の病院での初期臨床研修を行い、さらに他の病院で3年間の整形外科後期研修した後、北大整形外科の入局を希望しました。その理由は、

・ 私の様な若手の医師への研修システムが確立されている

・ 臨床に加えて研究面も活発である

・ 医局の雰囲気が良い!

などです。特に研修システムに関しては、大学で疾患の基礎〜応用を深く学ぶ→地方の関連病院で多くの実践経験(外来診療、手術)を積むといった流れが確立しており、効率良く研修を行うことができます。ですが、私のように、市中病院での整形外科研修後に入局した先輩もおりますので、現在他施設で勤務している先生方も、是非北大整形外科に入局していただき、一緒に働くことができたらと思います。

2. 現在の研修について

4月から大学研修中ですが、一例一例の症例を深く掘り下げ、分析し、合理的な判断をするよう指導されます。さらに、症例毎に毎週プレゼンテーションの機会があり、考えをアウトプットするとても良い訓練になります。学会発表・論文作成に関しても多くの機会があり、学術面に関しても手厚い指導をいただいています。 夏には北海道がんセンターでの短期研修(3ヵ月)の機会もいただき、日常診療で診ることの少ない骨軟部腫瘍の診断・治療を集中的に学ぶことができました。

また、仕事以外ではサッカー、野球などの課外活動も盛んで、楽しく充実した日々を送っています。

3. 今後の目標

来春からは地方の関連病院勤務の予定です。大学病院で学んだ知識を実践の場で生かし、地方医療に貢献するよう努力したいです。

また、いずれは大学院で研究を行い、それを臨床に還元できたらと考えています。北大整形外科では多くの基礎研究、臨床研究が活発に行われており、この恵まれた環境のなかで多くのことを吸収できたらと考えています。

 

 

後期研修医 甲斐原 拓真

1. 北大整形外科を選んだ理由

出身大学であることが一番の理由ですが、学生・初期研修医の際に北大整形で研修し、その雰囲気に魅かれて入局を決めました。臨床はもちろん、研究や特に教育に力を入れており、北海道大学出身の医師のみならず様々な大学の先輩医師、同期がおりオープンな雰囲気であることにとても魅力を感じました。

また、メンターというシステムがあり、後期研修医の間は指導医が責任をもって、学会発表・論文作成を手助けして頂けるということも入局を決めた理由の一つです。関東の大学への入局も選択肢の一つにありましたが、北海道はまだまだ医師が不足しており、北海道という土地で少しでも貢献できればと考えました。

2. 現在の研修について

北海道大学病院で、3か月ごとに、膝・股関節班、上肢班、脊柱班と回ります。私は入局1年目のジュニアレジデントとして回っていますが、数年先輩のシニアレジデントが必ずついてくださっており、何事も気軽に相談することができる環境です。数年後の自分をイメージすることができ、更に「シニアレジデントとして戻ってきた際には、後輩に教えることができるように頑張らなくては」とモチベーションにもなっています。

大学では診察・診断・治療に関して体系的に学ぶことができました。この知識を今後は、症例が豊富な関連病院で生かし、ブラッシュアップしていきたいと考えています。

また、1年目から3回の学会発表をすることができ、とても良い経験となりました。

3. 今後の目標について

まずは整形外科一般の臨床能力をしっかりと鍛え、今後は自分の志しているスポーツドクターを含めサブスペシャリティーを探していきたいと考えております。北大整形には留学されている先輩医師が沢山おり、その先生方の話を聞くにつれ、自分も将来は留学をしたいという思いが募ってきました。それまでにしっかりと勉強し、経験を積み様々な価値観を持った人と議論を交わしたいと考えております。

今後多くの方々に入局して頂き、一緒に楽しく盛り上げていけたらと思っております。

 

 

後期研修医 木田 博朗

1. 北大整形外科を選んだ理由

私は地元も出身大学も道外ですが、北の大地への憧れがあり、初期臨床研修を北海道で行うことを決めました。

幼少期から祖父が腰痛で整形外科に通院するのについて行ったり、私自身、指の骨折などで整形外科にかかる機会が多かったりしたことから、医師といえば整形外科というイメージがありました。

初期臨床研修では内科を始めとした各診療科をローテートしましたが、整形外科でのdynamicな機能再建に強い憧れを覚え、そこでお世話になった先生のご紹介で北大整形外科の説明会などに参加しました。

北大整形外科には多くの先輩方により長年かけて構築された、各分野をまんべんなく勉強できる教育体制があり、また、私のように他大学出身の先生方も多く活躍されているところをとても魅力的に感じ、入局させていただくこととなりました。

2. 現在の研修について

卒後2年間の初期臨床研修が終了し、現在は整形外科1年目研修医として、大学病院の上肢・下肢・脊柱の各グループと市中病院を1年間かけてローテートしています。

大学病院では担当症例についてのpresentationやdiscussionを通じて各疾患について学んでいます。また、合併症の多い患者様の周術期マネージメントなどを通じて学ぶことも多々あります。まだまだわからないことばかりで大変に感じることもありますが、よい同期にも恵まれ充実した日々を送っております。

また、仕事以外では野球、サッカー、バスケットボールなどのリクリエーションも楽しく行っています。

3.今後の目標

2〜3年目は市中病院での勤務となり、自らが主治医・執刀医となり診療に当たることになります。より実践的な知識・技能が必要になると思いますが、そこで経験することを最大限に吸収し、整形外科医として成長していきたいと思います。

また、いずれは大学院に進み、研究もやりたいと考えています。 少しでも多くの人に北大整形外科に入局していただき、一緒に診療に当たれたらと思う今日この頃です。